少し前の事になりますが、3月11日は東日本大震災から10年の日でした。
TVやネットでも当時の様子や現在の様子を報道しているのを見て、私自身もこの10年を振り返りました。
楽しかった思い出、うれしかった思い出がある一方、もう一生立ち直る事が出来ない。と思う出来事も経験しました。
私にとっても人生観が大きく変わった激動の10年だったと思います。
ちょうど10年前の私は、宮崎県都城市の塾に勤務していました。
当時はまだまだ未熟で、下手な授業ばかりしていましたが、やる気だけは人一倍あったと思います。
都城はとても住みやすい街で、生徒も素直な子が多いでした。
本当に楽しい記憶しかない期間です。ただ2年後に異動になり、中1から担任した生徒の大事な受験時期の面倒を見れなかったのが唯一の心残りでした。
つい先日、当時担任していた生徒から電話がもらいました。
今年の4月から千葉市の学校で先生になるとの事。
中学1年生で出会った生徒が大学卒業するまでが10年。。。
そんなに時が経ったんだなと思うと同時に、まだ私の事を「先生」と呼んでくれる事がとてもうれしかったです。
とても元気をもらいました。
これからの10年は、こういう喜びを積み上げていく10年にしたいです。
そのためには、私自身も大きく成長しなければなりません。
通ってもらう生徒に負けないよう私も勉強し続けようと思います。